◆ 診断 ◆

+++ 肝臓腫瘍?+++

今の病院で診てもらうようになったのは、それまでの10年かかりつけであった病院で
肝臓のエコーをしてもらった時に「腫瘍?」と思われる物が見つかったことからです
エコーをしてもらうまでに「行動が変、何かおかしい・・・」と
血液検査・レントゲンなどを繰り返していました
肝機能の数値もすでに悪く、私は「クッシング」の検査もお願いしました
その時の結果は「異常なし」でした
その時の数字がどんな結果であったのかは教えてもらわなかったので、今では謎です
異常なしと言われても、マックが『変』なことに変わりはありませんでした
納得しない私に「エコーの上手な先生が来られるので」と言われました
その時に、「肝臓に何かある」ということが分りました
しかし、肝臓の深い場所なので何もできない
それだけを告げられました
ガラス越に「腫瘍かも」という唇の動きを読んでしまった私は
何もできないでは終わらせることが出来ませんでした
働かない頭に浮かんだのは門真の病院でした
その病院では、マックの目のこと(核硬化症・逆睫毛)
お手手のこと(骨の変形)も見つけてもらっていました

電話で状態を説明したのが腫瘍に詳しいというN先生でした
「今から来れますか?」という言葉に車を走らせました
それが2006年10月のことでした



+++ 定期健診の始まり +++

エコーの写真は「主人にも見せたいので」と頂いてきていましたが
もう一度エコーと、血液検査をしてもらいました
見解は同じでした
「二箇所、深い所にあり、近くに太い血管が通っています。
穿刺できるか暫く預からせて下さい」と言われました
近くの公園で時間を潰し戻ると
深い位置と血管を傷つけるリスクが大きいということで出来なかったということでした
「毎月大きさを観察して、大きくなる時は考えましょう」
そう言われ病院を後にしました
血液検査の肝臓の数値も悪いので、その日から肝臓の処方食になりました

年が明けてマックの様子がおかしいので(足の震えとお腹の張り)診て貰いました
様子の説明と血液検査の結果で、先生は
「ある病気を疑っています。以前にもされたことがあると聞いているのですが
もう一度させて貰えませんか?」と仰いました
それが『クッシング』の検査でした



+++ クッシング治療 +++

「記録について」と重複しますが、クッシングと分り病院へ行くまでの数日は
まさに「途方にくれる」という状態でした
検索で辿りつくのは哀しい結果ばかり
「治らない」「急変もある」そんな最悪のことばかりが頭を占領していました
おまけに「治療薬は非常に高価」と書かれています
このことも不安を煽る材料のひとつでもありました

マックの場合、定期的な血液検査のお陰で、初期の段階で発見できたそうです
「お薬は高いです。一度始めると生涯必要になります。
治療は寿命には関係しません。ただ、うまくいけば、寿命を全うできることもあります」
そんな風に説明されたと思います
(要点だけを書くと非常に冷たい印象ですが、とても詳しく納得できるまで説明頂きました)

そして
2007年1月24日
マックのクッシング治療が始まりました





 追記
病院によってお薬の値段・検査費用は同じではありません
あくまで参考ということで
デソパン他全4種類のお薬代と血液検査・エコーで
マックの場合(体重5.6kg)で1ヶ月約4万円です
金額を書くのはためらわれましたが、私自身不安材料のひとつだったことを考え書かせて頂きました