2007年12月30(日) 病院へ

昨日に引き続き、元気は無く震えが出てきました
気になりつつも姉ひとりにお正月の買出しを頼むのもしのびなく
「おかしいと思ったらすぐに病院へ行って」と言って出ました
買い物の途中で電話をすると「動かなくなったので病院へ行くところ」ということでした
すぐに出先からタクシーで駆けつけると、目もうつろなマックがいました

血液検査では、このような症状になる要因はなく
レントゲンで背骨に一箇所顕かに狭くなっている箇所がありました
「考えられるのはヘルニア」と言われました
ビタミンと痛み止めの注射をして明日まで様子を見ることになりました

家に着く頃にはマックの表情も随分楽そうになっていました

今回走ったのは以前のかかりつけ
今、クッシングの治療をしていること。飲んでいる薬の説明をしました
ここで問題になってくるのが痛み止め(ステロイド)です
クッシング
副腎皮質機能亢進症の治療は出しすぎているステロイドの量を制限することです
なので「非ステロイド」の鎮痛剤【メタカム】を注射してもらいました
メタカムはお手手が痛い時から使っているので効き目は分かっています

31日も同じくビタミンと鎮痛剤、計5種の注射をしてもらいました
昨日の診察の時、心配されていた急激な悪化はありませんでした
2日分のビタミン(B)とメタカム(シリンジで飲む液体)が処方されました


30日 血液検査 レントゲン 注射(ビタミン・痛み止) 
31日 注射(ビタミン・痛み止) 薬(メタカム2日分/ビタミン2日分)

2007年12月29日(土)

昨夜からマックの調子が悪くなりました
お腹が硬くパンパンに張っています
前と全く同じ症状です
まず、昨夜ドテチンが出来なくなり、今日は低いコットの上り下りも辛そうです
部屋の隅へ行き、ずっと寝ていますが、目にも力がありません

2007年12月15日(土) 定期健診

このまま調子が良い日が続いてくれれば、今年最後になる検診へ行ってきました

主治医の先生は緊急オペに入られ、お近くの方は出直されていましたが
今年の締めは、やはりいつもの先生に診てもらいたいので
近くでお散歩をしつつ待ちました

先生「調子はどうですか?」
私「すごく元気なんです。治ったんじゃないかと思うくらい」
と言うと、先生は「治療が上手くいっている」と、とても嬉しそうでした
今年の切なのでエコーもお願いしました

血液検査

肝臓の「物」の大きさも10ミリ弱と変わらずでした
トリロスタンは、調子が良いということで「朝・夜」「朝」で行くとになりました

ほぼ1年経ちました
今年の1月から治療を始め、6月、7月と余りにも凄い数値にオロオロしました
クッシングの平均寿命といわれるものが頭をよぎったり、
「明日はあるのか」と、眠る姿をジッと見ていたこともありました
その頃の事を思うと、今の元気さが信じられないような・・・
美味しそうにご飯を食べたり、楽しそうに走ったり、文句を言ったり
そんな当たり前のことが、とても幸せなことなんだと知った1年です




トリロスタン 48包(32日分) グリチオール ゴクミシン フロセミド              
2007年12月5日(水)

デソパンの服用を朝・夜。朝のみ。朝・夜と夜を一日おきにしてから
一度、食後すぐに戻して、その後はお腹の具合も安定しています
少し気になることは、最近たまにこけること
急いで方向転換をしようとした時などに痛いほうのお手手がカクっとなります
マックは元々お手手が痛いので、これがクッシングによるものかは分りません
先日の河川敷での走りっぷりを見ると、筋力の低下はそれほどではないと思うので
痛いせいなのかもしれません
クッシングが分るまでは『メタカム』という非ステロイドの痛み止めを飲んでいましたが
クッシングの治療を始めてからは非ステロイドがダメということで飲ませていません
これから痛みが酷くなった時のことを考え、聞かなくてはならないことのひとつです



とても穏やかな顔をしています
今まで当たり前だったことが、とても有り難いと感じるこの頃です

2007年11月19日(月) 覚書

11月17日(土) 夜1/4
11月18日(日) 朝・夜(通常量)
11月19日(月) 夜なし

飲水量 変化なし
便 良好

2007年11月16日(金) 眼科検診

今日は久々の眼科検診
お目目のショボショボが酷かったので、約一ヶ月前に予約
眼科は完全予約制なのでなかなか思う日が取れない

核硬化症は二年前の写真と比べると随分進んで白く写っていた
この症状で全く見えなくなることはないので、何もしないのだそうだ
お目目が開かないのは光が乱反射するのだそうだ
人間は手術をするかサングラスらしいが
てっきり「逆まつげ」だと思っていたので、「対処しようがないやん〜」と思うと、ちょっとショック

眼科の後で下に降りて、先生にお薬の相談を
「多いと思うのですが」
「マックちゃんの場合、これ以上減らすと抑えられないかも」と言われる
抑えられないのは困る
脳下垂体の腫瘍が成長したら何が起こるか分らないし、それなら軟便のほうが・・・
しばらく今のまま「夜は一日おき」を続けることになった
これでALPがあがらなければいいのだけど


タンパク質量 7.6 ( 8.0 )
GPT 
50 (61) 
ALP  
1875 (2235)
ナトリウム 
141
カリウム 
3.5
塩素 
103

ALP以外の肝臓は良い感じです
ナトリウムなどの数字からアジソンの心配はないそうです
2007年11月14日(水)

月・火と朝・夜の二回服用にしたら、今朝は柔かウンちゃんでした
ちょっとだけど、ゼリー状の物まで出て・・・
やっぱりこれはお薬の量が多いとしか思えません
元気はあるし、飲水量も増えていないし、お薬を減らす相談をしなければ。

最近マックは、少し頼りな気な甘え鳴きをする
どこかが痛いの?気持ち悪いの?
何がどうなのか分ってあげられない。もどかしい。


2007年11月12日(月) 

便が良い具合になってきたので、今日は朝・夜と二回服用
合計36mm
体重5.7キロで換算すると、1キロ当たり6mm
体重当たりの量は病院によって随分違うらしい

今回のマックの体調の変化はやはり薬の量ではないかと思う
10月に受診した時貰ったお薬の量が袋によって随分違ったのだ




飲ませ忘れたり、飲ませすぎたりしないように貰った時に切って日付を記入
その時、多めと少なめと。いうように組み合わせていた
右は少ない。左は多い。
いつも頂いていたのは右と左の間くらいの量だった
「差が大きくない?」そう思いながら暫く飲ませていた
気になると、とことん気になる私。検診の時、持って行って見てもらった
やはり、「良くない」のだそうだ
言うべきだろうかと悩むより、やはり聞いてみるべきなのだと思った
これが「命綱」なんだということ、忘れていた


2007年11月11日(日) トリロスタン(デソパン)

前回の日記を書いた火曜日からデソパンの服用を変則的にしてみた
先生は水・木とお休みなので、自分で判断してのこと
火曜日 朝のみ
水曜日 朝と夜は1/4(計3/4)
木曜日 朝と夜は1/4(計3/4)
金曜日 朝のみ
金曜日の夜、病院に電話で聞いてみた
どうやらこれで良かったのだと思う
これからもウンちゃんの様子を見ながらお薬の量を変則的にしようと思う
1月からお薬を飲み始めて、一度だけの服用時はALPが5〜6000あった
これでまた上がってしまうと元の木阿弥だし、悩みところ
今週の金曜日に目のほうで予約をしてあるので、血液検査だけでもお願いしたほうがいいかな

今日はマックのカットをした
ただの我ままなのか、筋力の低下のせいなのか、長く立っていられない
お腹向けで抱っこすると後足がプルプル震える
お尻が小さくなったような気がする。筋肉が落ちいてるのかも

2007年11月6日(火) 軟便

ここのところ軟便が続いている
ここ数日は軟らかさが増しているようにも思うし
土曜日の検診の時、言い忘れていたのが悔やまれる
お薬の量が多すぎると「軟便」「嘔吐」があると聞いているので気になる
今のところ嘔吐は無いので、まだ安心しているけれど
注意して観察しなくては

2007年11月3日(土) 定期検診

約1ヶ月ぶりの検査
その間、ハァハァという呼吸をしては、お水を飲むのも変わらず
お水を飲んだ後にむせたように咳をするのも同じ
「変わらずです」と言う状態が、この病気にとってもベストなのかも・・・


タンパク質量 8.0( 7.2)
GPT 
61(51) 
ALP  
2236 (2079)
アルブミン 
3.3 (3.4)
ナトリウム 
141
カリウム 
4.0
塩素 
101
カルシウム 
13.1(12.9)

前回の数値( )より、微妙に上がっている
それでも変動は許容範囲らしい


診察中でも、以前のように緊張する事柄は無くなったけど
肝臓の「何か」もクッシングも決して無くなった訳ではないのよね



待合室が一杯で車で待っていました
2007年10月5日(金) 予定外の通院
今日は小春の嘔吐が余りに長く続くのでN先生に診て貰う為門真へ
近くの病院で3日前に診てもらってお薬も頂いたのだが治まらなかった
誤飲がないかレントゲンを撮ってもらったが異常がなかったので一安心
朝方に戻すのが殆どなので、ご飯を数回に分けてみるようにとの指示
小春、お腹すいてたのかな?もし、そうなら、何も要求しない子なので可哀想なことをした
ウォルサムの「満腹感サポート」を購入して様子を見ることにした

マックの検査は、もう少し後の予定だったが、ほぼ3週間経っているのでお願いした

タンパク質量 7.2
GPT 51
ALP 2079
アルブミン 3.4
カルシウム 12.9

前回よりカルシウムが随分と上がっているけれど、ALPその他は横ばい
余り心配は無さそうな様子(先生が)
なので、私もあまり気にしないことにした

現在マックはトリロスタン(デソパン)を一日に二度、合計36mm飲んでいる
これは少ない量ではないらしい
少しでも減ってくれるといいのだけれど・・・
そろそろACTH検査も必要な時期。次回聞いてみよう


ハァハァは相変わらずで、いつも興奮しているように見える
飲水量は一時期に比べると減っているように思うけれど、発症前よりははるかに多い
が、おしっこシーツの消費量は少しマシのように思うので、やはり飲水量は減っているのだろう
背中の硬さ、張りが気になる
肝臓が大きくなって他の臓器を圧迫しているのだろう
元気なのに・・・元気そうなのに、時々無性に不安になる



マックの治療の記録を残そうと思ってから、家の関係で色んな事が続き書けないままになっていました
最初は古い記録から拾って・・・と思っていましたが拾い出し作業もなかなかで
反対に遡って書くことにしました

2007年9月17日(月)

体重
マック 5.65
小春 6.35

検査項目 正常値 8月4日 8月25日 9月17日
ALP 68−318 1895 1590 2081
GPT 23−89 71 53 46
GOT 16−49 28 26
タンパク質量 5.4−7.5 8.0 7.6 7.4
アルブミン 2.6−3.9 3.6 3.4 3.1
BUN 9.1−31.9 18.3 12.8
Na 137−150 145 140
3.4−5.2 4.0 3.4
Cl 102−117 109 108
カルシウム 7.9−12.2 13.2 12.4 12.2



久々の検診(3週間あくとそう感じる)
ALPは少しあがってしまったが、高いながら安定しているということらしい
トリロスタン(デソパン)で、抑制したホルモンとのバランスが
取れてきたということかもしれない
カルシウム値も基準値ギリギリで変化なし
元気があるので、これもマックの基準値ということか
このままの状態をいかに保てるかが、これからの課題

異変を感じて1年
クッシングの治療開始から8ヶ月
「ひと山越えた」そう思えた日

長かった・・・
2007年8月25日(土) 定期検診
体重5.5kg
先週は軟便が続いたこと
飲水量は多い日と少ない日があること
顎の下に違和感があること(炎症?)を伝える
元気。食欲あり



検査項目 正常値 7月21日 8月4日 8月25日
ALP 68−318 2601 1895 1590
GPT 23−89 71 53
GOT 16−49 28 26
タンパク質量 5.4−7.5 7.8 8.0 7.6
アルブミン 2.6−3.9 3.6 3.6 3.4
BUN 9.1−31.9 25.1 18.3 12.8
Na 137−150 145 140
3.4−5.2 4.0 3.4
Cl 102−117 109 108
カルシウム 7.9−12.2 12.5 13.2 12.4


ALPは正常値には程遠いながら下がってきた
カルシウムも上昇傾向が止まってくれている
ここ数ヶ月、難しい表情が続いた先生に、今日は笑顔が見られた
いつも重苦しい空気だった診察室
今日は少し穏やかだった


今回は血液検査のみ
エコーはお休みしてもらった
上向けにされるエコーが続いたことで、家で補てい出来なくなっている
今まで、膝の上でお腹向けで毛を梳いたり、耳掃除をしていたのが
全く出来ないから
そのことを伝えると
「すごくおとなしいんですけどね(エコー時)〜トラウマになってるのかな〜」と。
肝臓の腫瘍も、何も出来ないならストレスを軽減したいと思うのだけど
「次回はエコーします」(先生きっぱり)
やっぱり必要なのかなぁ・・・
2007年8月15日(水) 上皮小体機能亢進症 検査結果
「上皮小体機能亢進症」の検査結果は『正常』でした。
正常と聞くと単純に良かった〜と思った私なのですが、
先生にとっては「益々分らなくなった」なのだそうです。
飲水量が減りすぎていることが気になるので聞いてみると、やはり「飲まなさすぎ」も問題とか。
クッシングのほうは落ち着いてきているので、今後はお薬の量を減らすことも考えておられるそうです。
小さな体に朝3種類、夜4種類のお薬が負担で無い訳はありません。
少しでも減ってくれると嬉しい。
2007年8月12日(日) 混合ワクチン
マンションから8kmほどの場所にあるK動物病院
事前に門真の病院から聞いてと、電話してありました
マックが今受けている治療の全てを持って行きました
いつか走らなくてはいけないのか
それとも症状が落ち着いて、京都での治療になるのか
どういう形でお世話になるかは分りませんが

担当して下さった先生は、私の話をよく聞いて下さいました
門真のN先生のこともご存知で、何かあっても連絡を取り合ってもらえるかも・・・
そう思い少し安心しました
「今後こちらで治療をと、考えればいいですか?」と問われた時
言葉に詰まりました
私自身の切り替えがまだ出来ていないことに気がついたのです
昨年の9月から積み上げた先生への信頼は
自分で思っていた以上でした

時間さえあれば、マックが元気なうちは通いたい
いつもこの時間とのジレンマです



8/4の肝臓エコー
参考の為にデジカメで撮っておきました

2007年8月4日(土) 定期検診
今日はいつも通りの血液検査とエコー
やはりカルシウム値が上昇
この結果で疑われる症状「
上皮小体機能亢進症」の検査を追加してもらいました
これが最後の検査
もちろん、定期的な肝臓・腎臓・エコーの検査は続けていかなければなりませんが
原因を突き止める検査の、考えうる全てです

肝臓の数字は良くなってきました
久々の1000台です(^^v)
先生「肝臓だけを見ると、すごく良い感じになってきたのに、ボクはもうこれを消したいです」と
検査表のカルシウム値を手で隠されました
腎臓、高カルシウム血症もやっかいです
このまま進むと点滴による緩和しかないそうです
先生も苦悩されていました

クッシング・・・
このひとつの病気がこんなにもバランスを崩してしまうのか
改めて、この病気の難しさを知った気がしました



検査項目 正常値 7月21日 8月4日
ALP 68−318 2601 1895
GPT 23−89 71
GOT 16−49 28
タンパク質量 5.4−7.5 7.8 8.0
アルブミン 2.6−3.9 3.6 3.6
BUN 9.1−31.9 25.1 18.3
Na 137−150 145
3.4−5.2 4.0
Cl 102−117 109
カルシウム 7.9−12.2 12.5 13.2

緊急の場合を考えて、エコーのコピーを貰ってきました
血液検査は整理したものをコピーして・・・
飲んでいるお薬の名前と量も書いておかないといけませんね



記録について    
検査の記録
クッシングと分るまで
2007年7月〜12月


diary2007-08.htm へのリンク